人生のピンチを救うのは所持する資産たち
「資産」とは、いざとなったら金銭に換えられるお金に近い価値を持っている財産です。
どのような資産でも売却すれば一定の価値があり、特に価値のある資産を所有している人は資産を持っている=有事の際にはお金を工面する能力があるという証明にもなります。
つまり資産を持つと言うことは、私たちや私たちの子供が将来的に結婚・進学・出産等のライフイベントに直面した時、もしくは病気やケガなどの万が一の事態に陥った時など、まとまったお金が必要な際にも安心して対応できるメリットがあるのです。
とはいえ、資産という言葉の指す定義は曖昧で、どのようなモノを手に入れれば安心して良いのか判断に困る場面も見受けられます。
まずは、世間一般にはどのようなモノが資産と呼ばれているのか確認していきましょう。
私たちが購入できる資産の種類
不動産
「不動産」は、カンタンに言うと私たちが住んでいる“家”や家が建っている“土地”です。
もちろん、自分で住むための家を購入しても資産になりますが、賃貸や売却目的で購入すれば不動産投資という形で効率的に収入を得られるため、非常に価値の高い資産と見なされています。
自動車
「自動車」は、国産、外国産問わずに人気のある資産です。
元々が高級品である自動車は、新生活を機に中古で購入を検討する学生や新入社員が多く、状態が良ければ高く売れるチャンスがあります。
人気車種、豊富なオプション、売却時期等の条件を整えれば、十分に資産として見込める商品です。
金
「金」は、金の延べ棒を思い浮かべていただければわかるように、非常に重要な資産です。
世界中の埋蔵量が限られており、いつの時代においても金は高い価値が保障されてきました。
経済状況に左右されず、確かな価値のある資産を購入したい場合は最も有力な選択肢です。
株式
「株式」は、株式会社が資金集めを行う際に発行される券です。
私たちが所有していれば株主優待という形でサービスが受けられる他、会社の成績が良ければ配当金が受け取れます。
不要の際は売却すれば相応の現金が手に入る特性があり、ある程度知識を身につけた上級者の資産として人気です。
腕時計
「腕時計」は、言わずと知れた資産として有名です。
他の資産と比べても丈夫に作られており、時間の経過に対して価値の減少速度が遅いという特徴があるため、価値が下がりにくい傾向があります。
また、上記の不動産に比べて初期投資額も低く、購入を検討しやすい資産です。
絵画
「絵画」は、思わぬ価値を持つ資産です。
有名な画家が描いた絵画にもなると数億円で取引されるため、ディープな資産として投資家達に愛されています。
購入した時は数万円でも、数十年後に1億円を超える価値がつく場合もあるため、堅実ではありませんが面白みのある資産です。
資産がない場合の対策
資産の種類をご覧になるとわかるように、どれもタダで手に入れられるモノではありません。
親や友人から資産を譲り受けたわけでもない場合は、まずは“資産を手に入れる準備”から始める必要があります。
準備としては「資産形成用のお金を貯める」習慣をつくります。
ここで貯めるべきは、支出しても生活費に何も問題がないお金です。
特に投資商品を購入する場合、初心者が借金をしてまで確保するのは得策ではありません。
最悪、資産を作れずに破綻してしまう場合もあります。
焦らず、自分の身の丈に合った資産を形成するために貯金をすることが大切です。
そしてある程度お金が貯まったら、ローリスク・ローリターンの投資信託やミニ株などで徐々に資産を形成していきます。
納得できる資金を準備できたら、不動産や高級外車の資産に変えることも可能です。
資産がない場合こそ、焦らずに生活に支障がでないようなお金を作っていきましょう。
内緒でお金を借りる方法
一時的なものであれば内緒でお金を借りてその場を凌ぐという手もあります。
例えば、銀行カードローンや消費者金融の利用時に書類の送付を「無し」に設定しておけば家族に知られずにお金を借りることが可能です。
また、一部金融機関では在籍確認を行わない又は金融機関名を名乗らずに担当者個人名で在籍確認を行ってくれますので、職場にバレる心配もありません。
ただし、万が一支払いが滞ってしまった場合は、督促状や催告書、差し押さえ通知書、訴状等が届く可能性があります。
あくまで一時的な措置として利用するよう心掛けてください。
参考URL(外部サイト):内緒でお金を借りる方法
いざという時のために少しずつ知識を蓄えておく
資産を持っていれば、いざという時の出費にも対応が可能です。
しかし、資産は急には形成できない上に、不動産や株式など所有する資産の種類によっては専門的な知識が必要な場合もあります。
ライフイベントはまだしも、病気・ケガはいつ起こりうるかわかりません。
有事の出費に冷静に対応できるよう、若い時から資産についての知識を少しずつ蓄えておく取り組みが大切なのではないでしょうか。